ガチャをまわしてゲットできるおもちゃの名称を、あなたは何と呼んでいますか?
一番多く言われているのが「ガチャガチャ」と「ガシャポン」ではないでしょうか。
ですが、実際にはこの2つの名前、一体どこが違ってどちらが正しいのか知っていますか?
本記事では「ガチャガチャ」と「ガシャポン」の名称の違いについて調べてみました。
ガチャガチャはバンダイが商標登録した名前?
まず最初に「ガチャガチャ」という名前ですが、実はこちらはバンダイが商標登録している名称です。
1977年にガチャガチャ市場に参入したので、この業界では老舗の部類に入ります。
バンダイはこの他にも、いろんなガチャの名称を商標登録しています。
バンダイが商標登録している名称
- ガチャポン
- ガシャポン
- ガシャガシャマシーン
この中で、一番古いのが1985年に登録されたガシャポンです。
そのせいか、「バンダイの景品=ガシャポン」というイメージを持っている人も結構いるよう。
実際にバンダイのガチャガチャ景品や、テレビゲームの名前として「ガシャポン」という言葉を使っているので、世間的にも広く認知されています。
バンダイと言えば、本体だけでなく多くのガチャ景品を発売している大手のメーカーなので、商標登録にも力を入れているのかもしれません。
バンダイの制作したガチャ本体の魅力について、詳しくはこちらの記事でご紹介しています。
ガチャという名前はタカラトミーが商標登録した
普段ガチャガチャのことを、略して「ガチャ」という人もいるのではないでしょうか?
実際に私もガチャガチャのことを、そうやって言うことも多いです。
実はこのガチャという呼び方は、バンダイと同じくおもちゃメーカーとして有名なタカラトミーが商標登録しています。
ちなみに、このガチャという名前が登録されたのは1998年です。
ガシャポンなどに比べるとカプセルトイという名前はあまり使われない?
ガチャガチャやガシャポンなど、さまざま言われているガチャですが、他にも「カプセルトイ」という名称もあります。
カプセルトイという名称は、カプセルの入ったおもちゃ自販機の総称です。
本来であれば、ガチャガチャやガチャなどは全て、このカプセルトイという名前で呼ばれても不思議ではないのです。
しかし、実際に多くの人に親しまれているのは、ガチャガチャやガシャポンといった呼び方です。
これはガチャファンにとって、ガチャマシンをまわした際の、あの音の印象が強いということなのかもしれません。
「ガチャガチャ!」という音の響きは、ファンにとってわくわくするものですからね。
どんな名称であるにしろ、ガチャガチャは魅力的なものであることは変わりがありません。
そんなガチャの名称ですが、時代や地域によっても多少違いがあるようです。
まとめ
ガチャガチャとガシャポンという名称は、バンダイが商標登録しているものでした。
省略してガチャという呼ばれ方をすることも多いこれらのおもちゃ類ですが、こちらはタカラトミーが商標登録しているものです。
さらに、これらの総称であるカプセルトイなど、さまざまな名称があることもわかりました。
ガチャガチャは時代や各地域によって、これらの名称に多少の違いがあります。
自分にとって一番愛着がある名称で、ガチャを楽しむといいですね。
合わせて読みたい
いろんな名称のあるガチャガチャですが、実はその歴史を調べてみると日本発祥じゃないなど、意外なことがわかっています。
そんなガチャガチャの歴史は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。